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 中国の大手携帯通信事業社のチャイナユニコム(中国聯通)が5月8~15日にオランダのロッテルダムで開催される世界選手権のスポンサー契約に合意し、ITTF(国際卓球連盟)の代理マーケティング会社であるTMSインターナショナルとの間で契約を交わした。チャイナユニコムが世界選手権のスポンサーとなるのは、2006年のブレーメン大会、2007年のザグレブ大会、2008年の広州大会に続き今回で4度目となる。
 TMSインターナショナルの代表者は「チャイナユニコムが世界選手権のスポンサーとして戻って来てくれたことはとても喜ばしいこと。今回の契約をきっかけに、今後も長いパートナーシップを築いていけたら望ましい」と語った。チャイナユニコム側は「卓球というスポーツをサポートすることにより多大な利益が生まれる。そして新しいマーケットに参入するチャンスも与えてくれる」とコメントした。
 またITTFのシャララ会長も「これはITTFにとってもとても良いニュースである。卓球がスポンサーと、多様な観客との間の橋渡しになるだろう」とこのスポンサー契約を喜んだ。

 多くのスポンサーが興味を持っているのが卓球の観戦者の数である。2010年の世界選手権では全世界で総勢1億2000万人の人々が観戦。中国では150時間のテレビ放映があり、そのうちの40時間以上を主流である国営放送のCCTVが放映した。また観戦者はテレビを通してやアジアの国々だけではなく、先日行われたドイツオープンでも準々決勝の土曜日と準決勝、決勝の日曜日には、観客動員数がそれぞれ10,500人にのぼり、会場に足を運ぶ人たちの数も年々増えている傾向にある。
※写真は2008年広州大会の会場。チャイナユニコムは右から2社目