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 4月6~10日にスペイン・アルメリアで行われたITTFプロツアー・スペインオープン。女子シングルスで平野早矢香(ミキハウス)が優勝を飾った。
 準々決勝でカットの徐孝元(韓国)、準決勝で帖雅娜(香港)を4-2で下した平野。決勝では右シェーク異質速攻の姜華君(香港)とゲームオールの激戦。最終ゲームも一進一退の攻防となったが、サービスエースでマッチポイントを奪うと、最後は平野のツッツキがネットインで決着。平野はこれがプロツアー4回目の優勝となった。

★優勝した平野早矢香選手のコメント
「今回は試合をする中で少しずつ調子が上がってきました。中にはすごく厳しい試合もありましたが、堂々と最後まで戦えるように頑張りました。
決勝の姜とは2007年のチリオープンで4-0で負けた以来試合をしていませんでしたが、思いきって自信を持って臨みました。ペースを掴むまで難しい試合でしたが、幸運なボールにも恵まれ勝つことができました。
サポートしてくれている方々、チームのみんな、また日本からの応援の力で勝たせて頂いた試合だったと思います。本当にありがとうございました!」

 また、女子ダブルスでは石垣優香/山梨有理(淑徳大/十六銀行)が準優勝。決勝で姜華君/帖雅娜(香港)にゲームカウント3-2から惜しい逆転負けを喫したが、ロッテルダム大会でも好成績が期待される。男子ダブルスでも松平健太/丹羽孝希が3位入賞を果たした。
 U-21女子シングルスでも、石川佳純(IMG)が決勝で森薗美咲(日立化成)とのライバル対決を制して優勝している。

[ITTFプロツアー・スペインオープン優勝記録]
男子シングルス:呉尚垠(韓国)
女子シングルス:平野早矢香(日本)
男子ダブルス:李廷佑/呉尚垠(韓国)
女子ダブルス姜華君/帖雅娜(香港)
U-21男子シングルス:徐賢徳(韓国)
U-21女子シングルス:石川佳純(日本)

下写真左は優勝した平野早矢香、右は2回戦で世界ランク15位の石賀浄(韓国)を下し、ベスト8に入った谷岡あゆか(写真提供:ITTF)