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 白いワイシャツの袖をまくり上げ、腰の引けたスイングでピンポンに興じるふたりの男。運動不足の解消を図るサラリーマンだったらニュースにもならないが、世界を動かす大国の首脳となれば話は別だ。英国を訪問中のアメリカのバラク・オバマ大統領が、ロンドンの学校でキャメロン英首相と卓球に興じるひと幕があった。

 5月24日、ロンドンのグローブアカデミーを訪問したオバマ大統領。学校の体育館では上着を脱ぎ捨て、キャメロン英首相とのダブルスで生徒たちから挑戦を募った。意外にも両首脳とも左利き。どちらかが右利きならばもっとコンビネーションが良かったはずだが、実際にはコンビネーション以前の問題で完敗した。しかし、得点した場面では、ハイタッチを交わして喜びあう場面も見られた。

 ケガをする可能性が低く、室内で警備がやりやすく、場所も取らない。卓球は国際外交の潤滑油として重宝されるスポーツだ。バスケットボール好きで知られるオバマ大統領だが、今後は卓球にもぜひ力を入れてもらいたい。

↓オバマ大統領とキャメロン首相がプレーしている画像はこちら(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21280220110525