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 現在、中国メディアの間で話題となっているのが、「ウー」と「コン」と名付けられた2体のロボット。中国の杭州にある浙江大学で開発された卓球ロボットである。最近の実験ではこの2体のロボットが176回のラリーを達成し、注目を集めている。

 この卓球ロボットは身長160cm、体重55kgで30カ所のジョイントとモーターが設置されており、フォアハンドとバックハンドを打つことができるという。目に組み込まれたカメラでボールの動きを予測し、反応する。カメラは1秒間に120の画像を読み込み、ボールの位置、スピード、コースなどを計算後に50~100ミリ秒で反応し、ボールを打つことが可能だという。ロボット同士だけでなく、人間を相手にしてもラリーを続けることができる。

 このロボットは浙江大学の科学者たちにより「チャイナ・ステート・ハイテク・デヴェロップメント・プラン」の支援の元、4年を費やし開発された。ロボットの卓球大会が開催される日も近いかもしれない。

下記のサイト(Robots Gain a Seat at the (Ping Pong) Table)から「ウー」と「コン」のラリーをご覧ください

http://www.engineeringontheedge.com/2011/10/robots-gain-a-seat-at-the-ping-pong-table/

※写真提供ITTF(www.news.cnより)