スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 11月4~6日まで、温泉の町・大分県別府市で開催された第45回全日本社会人卓球選手権。
 男子シングルスは張一博(東京アート)が2連覇。どの試合も序盤では劣勢に立たされながら、最後まで集中力を切らさずにラリー戦に持ち込み、要所で相手のミドルにパワードライブを決めた。準優勝はループドライブからカウンタースマッシュまで、攻守自在のプレーを見せた軽部隆介(シチズン)。3位には前陣カウンター連打の高木和卓(東京アート)、何本でも返すロビングで会場を沸かせた久保田隆三(シチズン)が入った。

 女子シングルス優勝は藤井寛子(日本生命)。意外にもこれが初優勝で、準決勝で妹・優子との姉妹対決を制し、決勝でも同じくチームメイトの田代早紀(日本生命)に苦しみながらも競り勝った。準優勝の田代は、レシーブが少しでも甘くなればパワードライブで打ち抜く積極果敢なプレーで大躍進。田代と華々しい打ち合いを展開した森薗美咲(日立化成)、準々決勝で山梨有理(十六銀行)を破った藤井優子(日本生命)が入った。
 男子ダブルスは高木和卓・大矢英俊(東京アート)、女子ダブルスは藤井寛子・若宮三紗子(日本生命)が優勝し、藤井は今大会2冠となった。