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 12月14日から埼玉・所沢市民体育館で行われていた世界団体選手権ドルトムント大会の男子日本代表選考会。今日16日に準決勝および代表決定戦が行われ、世界ジュニア選手権優勝の丹羽孝希(青森山田高)が代表権を獲得した。丹羽は世界団体戦の代表入りは今大会が初となる。

 出場した20名でただひとり、予選リーグを9戦全勝で通過した丹羽は、準決勝で松平健太(早稲田大)との「新・旧世界ジュニア王者対決」に4-2で勝利。決勝では、準決勝で大矢英俊(東京アート)との同士討ちを制して勝ち上がった高木和卓(東京アート)に競り勝った。フォアストレートへの目の覚めるようなカウンタードライブと、フォア前のボールを一発で打ち抜く台上バックドライブが素晴らしい冴えを見せていた。

 新しい技術にも積極的にチャレンジしている丹羽だが、「選考会のために技術をどうこうというのはなくて、国際大会などを見据えてやっている。今回の選考会ではいつもどおりのプレーができました」と冷静なコメント。選考会はあくまでも通過点か。五輪の団体3番手の選考レースでも、さらに優位な立場に立ったことは間違いない。