今年で第51回目を迎える大阪国際招待選手権大会(全国オープン)が、2月17~19日に大阪府立体育会館・大阪市立浪速スポーツセンターで開催された。各種目の主な結果は以下のとおり。
〈男子シングルス〉 優勝:村松雄斗(エリートアカデミー)
2位:松下海輝(希望が丘高)
3位:森本耕平(愛知工業大)、時吉佑一(時吉スクール)
〈女子シングルス〉優勝:李佳(日本生命)
2位:市川梓(日立化成)
3位:土井みなみ(中国電力)、成本綾海(四天王寺高)
〈男子ダブルス〉優勝:橋本唯史/藤木祥二(中央大)
2位:和田圭輔/青木大祐(愛知工業大)
〈女子ダブルス〉優勝:福岡春菜/土井みなみ(中国電力)
2位:田崎彩織/平侑里香(正智深谷高)
※以下は優勝者のみ掲載〈ジュニア男子〉 後藤卓也(尚志学園高)
〈ジュニア女子〉 前田美優(ミキハウスJSC)
〈カデット男子〉 神京夏(愛知工業大附属中)
〈カデット女子〉 朝田茉依(スイトピア)
〈ホープス男子〉 太田輝(裾花卓研)
〈ホープス女子〉 皆川愛華(浜寺アスリート倶楽部)
男子シングルス優勝は中学3年生の村松雄斗。準決勝で森本とのゲームオール15-13という大激戦を制し、決勝はストレート勝ちで初優勝。イレギュラーするほどよく切れたカットと、一発で決まる両ハンドの強打で進境著しく、すでに一般でも上位に勝ち上がるだけの実力がある。昨年度の男子単優勝者は、現全日本チャンピオンの吉村真晴。村松もこの優勝をきっかけに大きく飛躍したい。
女子シングルスは李佳がこの大会3回目の優勝。落としたゲームは大会を通じて2ゲームのみと、相変わらずの強さだった。この大会を最後に中国へ帰国し、大連交通大学の卓球部コーチへ就任する予定。日本で出場するラストマッチに、優勝の華を添えた。また、3位に入った成本は、4回戦で陶聡(里湯昔話雄山荘ロイヤルクラブ)、5回戦で石垣(淑徳大)というカット主戦型の強豪を、ともにストレートで破る活躍を見せた。
※詳細な記録は関西学生卓球連盟HPを参照↓
http://homepage2.nifty.com/ksttf/