スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 100年以上続いたセルロイドボールからの移行は、やはり容易ではないのか。ロンドン五輪後に予定されていたプラスチックボールの採用は、2013年7月までずれ込むようだ。すでに各メーカーへ通達されているが、3月の世界団体選手権ドルトムント大会でのITTF総会で、新たな動きがあるかもしれない。プラスチックボールの開発がスムーズに進んでいない現状が改めて浮き彫りになっている。

 これに伴い、2013年5月13~20日にフランス・パリで行われる世界選手権(個人戦)も、セルロイドボールで行われることになる。その後のプラスチックボールの採用も、一斉に切り替わるわけではなく、一定期間はプラスチックボールとセルロイドボールが混在し、段階的にプラスチックボールへ移行していく予定だ。

なお、2月21日に発売された2012年4月号p.167『用具の歴史』の年表で、プラスチック製ボールの採用が2012年になっていましたが、現時点では2013年7月となります。ここに訂正し、お詫びいたします。