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 女子の卓球人口を増やすことは、ITTF(国際卓球連盟)の目標のひとつだという。しかし、世界各国での女性の卓球人口はまだまだ少ないのが現状である。
 イングランドの北西に位置するウィンガンで卓球のコーチをしているロウ氏は、今までと違った角度から女性たちへのアプローチ方法を考案した。ロウ氏が考案したのはエアロビクスに卓球を組み込んだ「エアロビクスピンポン(Aerobic Table Tennis)」。エアロビクスのリズムに合わせて素振りをしたり、ラケットでボールをついたりするエクササイズだ。現在は3カ所の学校で約150名の女子学生を中心に活動しており、今後さらに3カ所で約300名の参加を見込んでいるという。

 「イングランド国内そして世界中に広めていきたい。将来的に女性の参加人数はかなり増えていくでしょう」と言うロウ氏は、今後、エアロビクスの指導者には卓球指導者資格のレベル1取得の推奨を行い、通常のエアロビクスとエアロビクスピンポンの両方の指導を可能にしていきたいと考えているという。

エアロビクスピンポン(Aerobic Table Tennis)のウェブサイトはこちらから
http://aerobictabletennis.com/

※写真提供ITTF(photo by Steve Rowe)