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 中国・マカオで開催されていた第20回アジア選手権は、昨日3月1日に閉幕。全種目でチャンピオンが決定した。前回お伝えした混合ダブルスを除く、個人戦4種目の上位選手は下記のとおり。

[男子シングルス]
優勝:馬龍(中国)
2位:張継科(中国)
3位:許シン(中国)、王皓(中国)
※ベスト8:水谷隼、ベスト16:丹羽孝希・松平健太・岸川聖也

[女子シングルス]
優勝:郭炎(中国)
2位:李暁霞(中国)
3位:丁寧(中国)、劉詩ウェン(中国)
※ベスト8:福原愛・石川佳純、ベスト16:平野早矢香・藤井寛子

[男子ダブルス]
優勝:ガオ・ニン/ヤン・ツー(シンガポール)
2位:鄭栄植/金ミン鉐(韓国)
※ベスト8:張一博/松平賢二、丹羽孝希/松平健太

[女子ダブルス]
優勝:丁寧/郭炎(中国)
2位:リ・ジャウェイ/スン・ベイベイ(シンガポール)
※ベスト8:藤井寛子/若宮三紗子、福原愛/平野早矢香

 男女シングルスとも中国がベスト4を独占する中、男子シングルスは馬龍、女子シングルスは郭炎が優勝。大会2連覇を果たした馬龍は、昨年後半からの圧倒的な強さを持続。準決勝で許シン、決勝で張継科を4-0で一蹴した。女子シングルス優勝の郭炎は、アジア選手権4大会目の出場でうれしい初優勝。なんと今大会4冠を達成した。
 日本勢では、水谷隼、福原愛、石川佳純の3人がベスト8に進出したが、水谷は分の悪い許シンに競り合うも及ばず(1-4)。石川は世界選手権、プロツアーファイナルに続いて丁寧に敗れた。福原は超級リーグではチームメイトの劉詩ウェンにストレートで敗れている。

 中国勢が相変わらずの強さを見せる中で、唯一の波乱があったのが男子ダブルス。馬琳/張継科(中国)がアチャンタ/サハ(インド)に、馬龍/王皓(中国)が鄭栄植/金ミン鉐(韓国)に完敗し、中国がタイトルを逃した。
 大会の全日程を終え、日本は銀メダル1枚(男子団体)と銅メダル2枚(女子団体・松平賢/若宮)という成績。シンガポールや韓国、香港には引けはとらなかったが、頂点の前に立ちはだかる中国の壁はやはり厚かった。