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 3月8日、ドイツ・フランクフルトでヨルグ・ロスコフ(現ドイツ男子ナショナルチーム監督)の伝記「ロッシー」(ドイツ語)の出版祝賀会が行われた。ロスコフの友人・知人や出版・報道関係者などらが集まり、ロスコフの現役時代のスポンサーメーカーであるヨーラからはGMのバハトラー氏、ドイツ卓球協会からは名誉会長のゲイブ氏、現会長のウエイケルト氏らも顔を揃えた。
 祝賀会でロスコフは「この本をドイツの選手たちが読んでくれれば、強い野望を持つことにより、多くのことが実現することに気付くはずです。本日、多くの卓球関係者に出席していただき、とても光栄に思います」と語った。

 1989年にドイツ・ドルトムントのウェストファーレンハーレンで行われた世界選手権でシュテファン・フェッツナーと組んだ男子ダブルスで優勝したロスコフ。23年後の今年、同じ会場で開催される世界選手権(団体戦)を前の本の出版はロスコフにとって喜ばしいことだろう。監督として現役時代に成し得なかった「団体優勝」という野望を抱くロスコフ。ロッシーの新たな野望は実現するのか?

ヨルグ・ロスコフ:
1969年ドイツ・ディーブルグ生まれ。国内のカデットで初タイトルを獲得。
15歳で参加したヨーロッパユース選手権ではメダルこそは逃したものの徐々にトップ選手としての頭角をあらわす。
1989年世界選手権男子複優勝、1992年ヨーロッパ選手権優勝、1992年バルセロナ五輪・男子複銀メダル、1996年アトランタ五輪単銅メダル、1998年ワールドカップ優勝

※写真左:本にサインをするロスコフ、右:「ロッシ―」の表紙(写真提供:ITTF 左by Simone Hinz 右by Verlag Die Werkstatt)