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 世界ランキング6位、日本のエース、水谷隼が、9月20日の静岡県磐田市市役所訪問後に新聞記者に対し、「ブースター問題が解決するまで国際大会への出場を見合わせたい」という旨の発言をした。この件に関しては21日の読売新聞でも大きく報道された。
 以前からオイル系の「補助剤(ブースター)」がヨーロッパ選手、中国選手などで使用され、ラバーの後加工禁止というルールが守られていないと多くの関係者が指摘し、水谷本人も卓球王国インタビューで「フェアな状態でプレーしたい」と訴えていた。
 ロンドン五輪でもメダルを逃した水谷は、ITTF(国際卓球連盟)やJTTA(日本卓球協会)に動きが見られないことに業を煮やしたのか、再びこのブースター問題に関して、マスコミにコメントした。
 日本だけが守っていると言われている後加工禁止(ブースター禁止)のルールだが、世界ランキング6位という水谷の発言は重い。日本のエースのひと言がITTFに届くだろうか。
 また、実際には後加工問題、ブースター問題のルールがすぐに修正、改善されるとは思えない。水谷の国際大会の不参加がいつまで続くのか。日本のエースの今後の動向に注目が集まる。

※写真はロンドン五輪での水谷