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アテネ五輪

しっかり距離をとりながら守ってきた金景娥。序盤は福原が早めの勝負を挑んだが、思うように点を取れずに、途中から粘りながらも両ハンドで攻めるというパターンに持ち込んだ。勝負所は4ゲーム目、王子サービスを連発しながら、果敢に攻め込んだが、あと1本が取れなかった。試合は44分間に及んだ。
試合後の福原「相手も作戦を変えてきたし、それが強いところなのかな。総合的に今の試合は難しかった。五輪の緊張感はわかりましたが、独特の雰囲気というのはあと1回か2回勝たないともっと観客が増えてこないと思うので、わからなかった」--五輪を楽しむことはできた?「基本的に楽しむために来たわけじゃないので。終わったなーという感じです、1種目だけだったから。五輪はすごい大会だというのはわかっているけど、五輪がわからないまま終わった。五輪をふつうの試合と違わずにできたこともあるけど、五輪という大会を最後までわからずに終わったのはすごく残念。今試合が終わったばかりなので何も考えられない」
 敗戦のショックはありあり。言葉少なに記者団から離れていった福原。
勝った金景娥のコメント。「福原が少しだけ攻め方を変えてきたのがわかったけど、その方が自分にとっては良かった」