スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

全日本選手権の最終試合は女子シングルス決勝。昨年優勝した平野早矢香(ミキハウス)が決勝で末益亜紗美(日本生命)をストレートで破り、連覇を達成した。昨年は
バックハンドを中心にミスのない卓球を見せた平野だったが、今年はより攻撃的にスタイルを変え、力強く、自ら攻撃を狙うスタイルに変身し、「ニュー平野」で賜杯を勝ち取った。
「今回は去年の優勝と違う形で、準備もできるかぎりのことをして臨みました。この1年は自分の本当の実力を付けるためにやってきました。まわりの人たちのために優勝したかった。準決勝の試合は一瞬も気が抜けない試合でした。苦しかった。去年よりも一球一球の重みが増したと思う。五輪でも福原選手を見て、強いと思ってました。自分より場数を踏んでいるし、勝負勘がすごいある選手だから、決勝に来てもおかしくない選手ですから」と記者会見での平野。
大嶋監督は「大会前に優勝すると思っていました。大会前に調子が落ちずに、これは成長しているんだとわかりました。一番警戒したのは福原選手です。彼女はかなり強いと思ってました」とコメントした。