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第48回 世界選手権(個人戦)上海大会

上海の卓球ファンにとって最高の夜だった。地元出身の王励勤が大阪大会以来の2度目の優勝を飾った。特別席が夜の部は1万円、一番下のB席で1200円。平均給与1万5千円の市民にとって、プラチナチケットを手に入れた観客は王励勤の背中に応援を送った。
馬琳と王励勤の対戦はいつも心理戦になる。今回の決勝もラリーは続かず、お互いが厳しいコースをつき、台上でのストップ対ストップからの展開が多い。攻撃するときには一気に決めようとするが、決まらない。切り合うようなカウンターの応酬も時折見せ、最後は技術云々ではなく根性を見せた王励勤が勝った。