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フォルクスワーゲンオープン

日本男子は2日目の2回戦でシングルスから姿を消した。しかし、残ったベスト16の選手達はまさに世界のトップ選手ばかり。優勝候補筆頭の世界チャンピオン王励勤が姿を消したが、その分、残りのすべての選手に優勝の可能性もある。混沌とした中での激戦が予想される。これぞ世界の卓球という極上の卓球が見られるだろう、
一方、女子シングルスでは日本の女子はベスト16に日本から、福原、梅村、藤井の3人が入った。特に注目の福原は、11時15分から中国香港の柳絮飛と対戦する。柳絮飛は投げ上げサービスからの3球目ドライブが武器だが、今までは福原の速攻が威力を発揮してきた。柳絮飛は世界13位の選手だが、福原が過去に勝っている選手なので勝機は十分にあり、世界ランキングを上げるチャンスが到来した。
もしそこで福原が勝てば、次に当たるのはおそらく世界ランク5位の郭躍。この選手は福原が活躍中の中国スーパーリーグで、同じ遼寧本鋼チームのチームメイトなのだ。同じ16歳という同僚との対決も興味深い。
梅村はカットマンのパブロビッチ(世界12位・ベラルーシ)と対戦。高ランクとの対戦だが、梅村には十分チャンスがある。スタートから燃えていけば、梅村の豪打が炸裂するだろう。
ヨーロッパの強豪トートを破って、ベスト16入りした藤井は好調を維持している。相手は世界チャンピオンの張怡寧。張怡寧は5月に指を骨折して復帰したばかり。ということは、藤井にはチャンスはある。調子が出る前に、両ハンド攻撃を打ち込みたい。
女子ダブルスの張怡寧・劉詩文組を破った日本の福原・藤沼組も登場する。期待しよう!