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第48回 世界選手権大会(団体戦) ブレーメン大会

男子順位決定戦、日本対オランダが29日19時から行われた。
オランダは、ケーンとハイスターという実力者を主軸にする強豪チーム。しかし、強敵相手に向かっていった日本が最高のプレーを魅せた。
まずトップで吉田がハイスターと対戦。腰の調子が良くないという吉田だが、そんな不安を感じさせないアグレッシブなプレーでハイスターに勝利。
続く2番、岸川はケーンに挑む。世界ランクは岸川が133位で、ケーンが33位。100位の差がある相手だが、強気で攻めた岸川が終始主導権を握るという展開。早いテンポで両ハンドをふり、ケーンを翻弄。「ドイツで何度か練習したことがあるので、対策は立てやすかった」という岸川の言葉通り、相手の持ち味を消し、ペースをつかみ、ストレート勝ちをおさめた。
3番は松下が、ベテランの味を魅せ、圧勝。相手も力のある選手だったが、カットで拾いまくると、後半は試合のテンポを早め、ドライブも多用し、ヴィジャースを圧倒した。
日本は苦しいと思われていたオランダ戦でストレート勝ち。男子も勢いのあるプレーで観客を盛り上げた。

吉田 10、-10、9、8 ハイスター
岸川 5、8、9 ケーン
松下 9、3、3 ヴィジャース