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速報・現地リポート

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フォルクスワーゲンオープン・荻村杯2006

 福岡は過去、リ・ジャウェイ(シンガポール)に勝ったことがあり、その相性の良さをかわれて、今年の世界団体選手権ブレーメン大会のシンガポール戦で起用された、とも言われている(その試合では実際にはリ・ジャウェイとあたらなかった)。
 その福岡が8決定戦でリ・ジャウェイと対戦。序盤、リ・ジャウェイは福岡のボールにあわず、福岡は3-1とリード、そのまま4-1での勝利かと思われたが、5ゲーム目からリ・ジャウェイは軽打やつなぎをうまく使い、逆に福岡はスマッシュミスが目立ち始め、最終ゲームへ。最終ゲームは福岡が10-3とリード。しかしまたもや、開き直ったリ・ジャウェイの逆襲が始まる。思い切った鮮やかな両ハンド攻撃が炸裂し、5本連取。たまらずタイムアウトの福岡。しかし10-8からさらにリ・ジャウェイのポイント。だが、最後はリ・ジャウェイのレシーブドライブがネットにかかりオーバーミス、辛くも逃げ切って安堵の笑み。敗れたリ・ジャウェイも思わず苦笑い。
 福岡はこれでベスト8。準々決勝では、同じくしゃがみ込みサービスの使い手、丁寧(中国)と対戦することになる。