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速報・現地リポート

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フォルクスワーゲンオープン・荻村杯2006

●女子シングルス準々決勝
福岡 8、-3、-3、8、-8、10、6 丁寧(中国)

 福岡が中国の新鋭、サウスポーの丁寧をゲームオールの末に下した!
 丁寧は福岡と同じく、バック面で出すしゃがみ込みサービスの使い手。自分も似たようなサービスを出すのだから…、と思うのは素人考えで、序盤はこのアップ系のしゃがみ込みサービスに手を焼いた。
 レシーブからのフォアスマッシュはよく入っていたが、相手に中陣で粘られるとフォアで連打できず、ツブ高面でストップしようとすると大きく弾かれる。試合展開は苦しかったが、最後まで自分のスタイルで戦い抜いた。
 最終ゲームは8-3から8-6と迫られながら、3本連取でフィニッシュ。特にマッチポイントは丁寧が回り込んでフォアにドライブしてきたボールを、フォアストレートに叩いて打ち抜いた。精神面の充実が感じられた。日本女子のベスト4入りは2002年の梅村礼以来4年ぶり。