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速報・現地リポート

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第15回アジア競技大会(卓球競技)

シングルスの準々決勝が5日の最後に行われた。日本では唯一生き残っている福原に大きな期待がかかった。帖雅娜との一戦は、互いの持ち味がぶつかる見応えのある一戦となる。福原は序盤から積極的に攻撃をしかけ、逆横フォアサービスからの3球目バックハンド、またバックハンドからも回り込みフォアストレートスマッシュが見事に決まる。しかし、帖雅娜も驚異的なラリー戦での強さを見せ、福原の猛攻をしのいだ。互いに一歩も譲らぬ展開で、勝負は最終ゲームに持ち越される。ダブルスでの敗戦をリベンジしたい福原だったが、またもや最終ゲーム序盤で点差をつけられる。しかし、強気の福原はこの場面でも強烈なバック&フォアを決める。なんとか1点差まで追いつき希望が見えたところで、帖雅娜がさらに連続ポイント。福原は必死のプレーを見せたが、わずかに及ばず。メダルにはあと一歩届かなかった。そして、今大会の日本メダルゼロが決まってしまった。

女子シングルス●準々決勝
王楠(中国) 7、7、6、10 金キョン娥(韓国)
帖雅娜(中国香港) -5、9、-13、8、8、-7、8 福原
リ・ジャウェイ(シンガポール) 8、7、10、12 郭芳芳(韓国)
郭躍(中国) 2、7、8、3 キム・ミヨン(北朝鮮)

男子シングルス●準々決勝
馬琳(中国) -10、-4、8、5、5、7 蒋澎龍(チャイニーズ・タイペイ)
李静(中国香港) 11、-7、5、7、-8、2 呉尚垠(韓国)
柳承敏(韓国) 7、9、-4、10、5 荘智淵(チャイニーズ・タイペイ)
王皓(中国) 10、-9、-8、7、7、2 張ユク(中国香港)