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第15回アジア競技大会(卓球競技)

男子シングルス準決勝が行われた。4人のペンドライバーたちの決勝進出をかけた戦いは、白熱した好ゲームとなった。
まず馬琳対李静。まず序盤は、馬琳が攻める。サービスからの3球目攻撃、また引き合いでも意地のプレー。しかし第1ゲーム後半、凡ミスで連続失点を許すと逆転で落としてしまう。だが、ここで崩れないのが馬琳の強さ。その後も自分のプレーを貫き、気迫でも李静を押した。第5ゲームは李静もさらなる攻勢をかけるが、それも打ち返し、馬琳が勝利をあげた。
続いて、王皓対柳承敏。団体の決勝では王皓が完勝しているが、シングルスでも王皓の強さは変わらず。団体ではバックハンドで柳承敏を一蹴したが、今度は台上テクニックで翻弄。逆モーションのフォアフリックが、回り込んでしまった柳承敏のフォアサイドを抜き去った。第1ゲームは王皓が圧勝したが、第2ゲームは柳承敏が意地で奪い返す。そして第3ゲームは王皓ペースで進み、10-8と王皓がゲームポイントを奪う。しかし、ここから柳承敏が粘りを見せ、まず2本連取でジュースへ。この後も王皓のゲームポイントを柳承敏が何度も防ぐ。しかし14-13、王皓6度目のゲームポイントで、バックハンドドライブがエッジイン。第4ゲーム目以降も、柳承敏はなんとか気迫のプレーを見せるが、王皓から流れは奪えず、最後はエッジぎりぎりのボールをドライブするが空振って、王皓の勝利が決まった。
これで男子シングルスは中国勢の優勝が決定。明日16時より、馬琳対王皓の「中国最強ペンドラ」をかけた戦いが始まる!

男子シングルス●準決勝
馬琳(中国) -8、9、12、3、9 李静(中国香港)
王皓(中国) 2、-11、13、2、9 柳承敏(韓国)