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第15回アジア競技大会(卓球競技)

注目の女子団体準々決勝、日本対中国。トップは金沢対王楠。第1ゲームから金沢はアクセル全開。先手で攻め、王楠を左右に揺さぶり、第1ゲームを奪った。しかし、さすがは王楠、第2ゲームからは金沢の攻めを落ち着いてさばき、3ゲーム連取。まず1勝をあげた。続く、2番は福原対郭躍。福原は善戦するも、終始郭躍がペースをにぎる。しかし第3ゲーム終盤で、郭躍のサービスがネットインかどうかで若干の間があき、そこから福原が逆転でとると、第4ゲームも激しい打ち合いに。福原はスーパープレーで幾度となくゲームポイントを握ったが、20-22で惜しくも敗れた。そして、3番・福岡も、自分のプレーを貫き、郭炎と手に汗握るラリーを見せたが、要所でミスが出て、敗北。日本は中国にストレートで敗れ、ベスト8に終わった。
結果的には中国に力及ばずの日本だったが、試合内容はすばらしかった。決定力にやや劣るものの、ラリー戦は互角の勝負を見せ、最強中国に肉薄した。打倒中国は決して不可能ではない。今後、日本女子のさらなる活躍に期待しよう。

〈女子団体〉●準々決勝
日本 0-3 中国
金沢 8、-8、-7、-9 王楠○
福原 -10、-6、10、-20 郭躍○
福岡 -8、10、-6、-5 郭炎○