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第4回世界ジュニア選手権大会

 今日午前中は日本勢が全勝。シングルスの予選リーグが進んでいる。松平賢二も登場して3-1で切り抜けた。彼は団体戦では黒子に徹し、チームを支えた。高木和はムードメーカーであり、エース、大矢も元気いっぱいな選手、そして賢二は練習相手や応援で獅子奮迅の働きをした。こういう選手がいるからチームの雰囲気も素晴らしかった。
 今朝、アメズィッチコーチと話をした。昨夜は悔しくて寝れなかったという彼の目は充血していた。「ラリー戦では勝っていた。サービス、レシーブでやられた。中国選手は確かに強い。まるでミクロの穴を通すような卓球だよ。でもみんなが同じスタイルじゃないか。日本選手の方が個性的で素晴らしくないか。昨夜は本当にクロスゲームだった。中国とは少しだけの差だ。日本は素晴らしいジュニア選手がいる。健太の下にも有望な選手がいる。彼らを育てれば5年後、そして10年、15年日本は世界でやれるはずだ」と彼は語った。
写真は松平賢二、そして昨夜の決勝で敗れた後に、高木和に語りかけるアメズィッチ。「タク、君は素晴らしい試合をしたんだぞ。すごく良かった。でも相手の中国も良かった。ただそれだけだぞ」と話しかけていた。