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第4回世界ジュニア選手権大会

大会は残すところあと2日。世界ジュニア選手権は単にタイトルの争奪戦ではなく、ITTFが記すように、Where the future begin まさに世界の卓球界の将来が始まるところなのだ。将来の卓球界を背負う若者が集う場所。日本の福原、水谷のようにまだ資格がありながら出場しない選手も多い。これはタイトルが重要なのではないことを物語っている。彼らはすでにジュニアではなく、シニアレベルに到達しているからだ。もちろん今回の男子団体決勝のようにそこでプレーすること、勝利することの経験、負けることの悔しさと経験を積むことは非常に重要だ。今大会の選手を見て、将来、王励勤、ボル、王楠のようになるダイヤモンドの原石はいない。しかし、いずれ世界のトップクラスに名を連ねるかも、という素質のある選手はいる。そういう選手を探すのも楽しいものだ。
写真は混合ダブルスでベスト16に入った最年少ペアの松平健太/石川組。強豪クロアチアのパウコビッチを破った照井、第2ステージの初戦で敗れた宇土。