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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

 昨年12月の世界ジュニア選手権で中国の牙城を破り、男子シングルスで優勝を果たした松平健太。今大会でもっともその戦いぶりが注目される選手のひとりだ。
 スーパーシードの初戦となる男子ジュニア3回戦、対戦相手はフォアドライブに威力のある藤原(大阪桐蔭高)だったが、チキータやストップなど多彩なレシーブでフォアドライブを完璧に封じた。そして要所ではしゃがみ込みサービスから、打球点の高い3球目ドライブでフォアクロスを打ち抜く。ニュートラルへの戻りの早さ、ボディーバランスの良さも特筆ものだ。
 第1・2ゲームはともに11-4。あまりに淡々と試合を進めるがゆえに、かえって底の知れない強さを感じさせた。兄の賢二とともにストレート勝ちで4回戦へ駒を進めた。

●男子ジュニア3回戦
松平賢 5、5、3 西元(湘南工大附高)
松平健 4、4、8 藤原(大阪桐蔭高)