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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

第5日目の見所

2007/01/20

男子シングルス 5回戦~準々決勝(7回戦)
女子シングルス 5回戦・6回戦
男女ダブルス 準々決勝~決勝

● ダブルス
ベスト8が出そろったダブルス。
男子準々決勝の組み合わせは、
倉嶋・田勢(協和発酵)vs. 下山・時吉(早稲田大)
三浦・荻原(JR北海道)vs. 岸川・水谷(スヴェンソン・青森山田高)
坪口・垣原(青森大)vs.木方・真田(協和発酵)
渡辺・並木(シチズン時計)vs.坂本・松平健(青森大・青森山田中)
となった。すべてが実業団対若手・学生という構図だ。
注目は男子では昭和57~60年の斎藤清・渡辺武弘以来の3連覇(斎藤・渡辺組は4連覇)がかかる倉嶋・田勢(協和発酵)の戦いぶりだろう。ダブルス2冠を狙う坂本と松平健のペアも注目したい。
女子の準々決勝は
田勢・潮崎(十六銀行)vs.高橋・河村(日立化成)
大畑・福岡(中国電力)vs.梅村・岸田(文化シヤッター・日本生命)
金沢・藤井(日本生命)vs.原・小野(淑徳大)
平野・藤沼(ミキハウス)vs.照井・石垣(秀光中等教育)という組み合わせ。社会人が6組、学生が2組残っている。注目の小西・福原(アスモ・グランプリ)は初戦で消えたが、ほぼ順当な勝ち残りとなっている。連覇を狙う田勢・潮崎をはじめ、実力的には社会人ペアの優位は動かないが、攻撃・カットの変則ペアの照井・石垣がダークホースになるかもしれない。

● 男女シングルス
5回戦は男女ともにランク決定戦。もっとも熱い試合が多いラウンドと言っても過言ではない。

男子シングルスの王国編集部員注目のカードは
高木和卓(青森山田高)vs.偉関(TEAM JUIC)と遊澤(東京アート)vs.松平健(青森山田中)。全日本優勝4回のベテラン、偉関の鉄壁のブロックを若武者・卓が打ち抜けるのか。そして、伸び盛りの松平健太を遊澤が意地で止めるのか注目したい。
また昨年3位の坂本(青森大)は竹谷(日産自動車)と対戦。02年の全日本では竹谷に軍配が上がっている。坂本のリベンジはなるか?
その他でも、森田(専修大)vs.加山(グランプリ)、田勢(協和発酵)vs.渡辺(シチズン時計)のペン速攻対決もおもしろいカード。学生チャンピオンの下山(早稲田大)は大森(東京アート)と、学生2位の坪口(青森大)は松下(グランプリ)に挑む。

 女子シングルスの注目はジュニアで優勝を果たした石川(ミキハウスJSC)の戦いぶり。河村(十六銀行)に勝てば、女子では福原以来の中学生でのランク入りとなる。初優勝のかかる福原は米田(アスモ)と対戦する。