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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

 今大会の主役と言っても良いだろう、中学2年の石川がまたもや大勝利をあげた!
 女子シングルス準々決勝、相手はミキハウスの先輩・樋浦。実力では樋浦が上かと思われたが、予想外の互角の勝負。第1ゲームから、落ち着いたブロックを見せた石川は樋浦のフォアドライブを止め、ゲームを奪う。
 しかし、徐々に樋浦の攻撃に切れ味が増すとさすがの石川もミスが出て、3ゲーム連取されてしまう。だが、昨日の試合でも大逆転勝利を見せた石川は動じない。劣勢でも落ち着いたプレーを見せ、相手のゆるいドライブを積極的にカウンターで打ち抜いた。樋浦に焦りが出始めると後半は石川のペース。先輩樋浦も意地のドライブで食らいつくが、ラリー戦では石川が主導権を握る。
 そして、最終ゲーム。樋浦が果敢に攻め、0-4と石川はリードされる。ここでタイムをとった石川。再び、落ち着きを取り戻し、自分のプレーを見せ始めると、好プレーを連発し、すぐさま4-4に追いついた。その後も石川のプレーはさらに切れ味を増し、ついに8本で樋浦に勝利! 中学2年の石川が、準決勝進出という快挙を成し遂げた。
 まぐれではない、この実力は本物だ。頂点まで、あと2つ。次の準決勝も期待大だ!!