スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

●男子シングルス準決勝
吉田(日産自動車) -8、7、-4、12 、6、 6 大矢(青森山田高)
水谷(青森山田高)-9、-13、3、13、9、-9、11 田崎(協和発酵) 


吉田海偉、3年連続の決勝進出。パワー全開、というわけではないが、要所で決めるパワードライブと、中陣からの粘りで大矢を退けた。
 水谷対田崎戦は、序盤から気持ちの良いラリー戦を繰り広げた。
 水谷は田崎のバックサイド、またフォアサイドを切るように送球し、田崎に先手を取らせないように展開した。しかしそこはベテラン田崎、この打球をうまく返球してゆく。
 試合はゲームオールジュースにもつれ込む大熱戦となり、8-10から追いついた田崎が逆に11-10でマッチポイントを握ったが、そこから水谷が3本連取しついに決着が付いた。
 「もう選手としてやれる時間は長くない。一球一球大切にして練習するようになった」という田崎。敗れはしたものの、健在ぶりを示す今大会での活躍だった。