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世界選手権ザグレブ大会(個人戦)

初戦で敗れた松下浩二。試合の出足に「あれ」というようなミスをした。引退という言葉が飛び出すのかと思ったが、現役続行を示唆した。
松下浩二「選んでくれた監督、協会の首脳陣に申し訳ない。それが残念。自分を応援してくれているファン、卓球を楽しんでいる人の代表として世界選手権に来たのにもかかわらずこういう結果になったことがとても残念。相手はパワーヒッターというのは知っていたために、警戒しすぎて台との距離を取りすぎてしまったかもしれない。前半に信じられないミスが続いた。あれ、何でこんなボールをミスするんだろうという打ちミスが多かった。0ー2とゲームをリードされて、相手は思いきり打ってきた。1ゲーム目か2ゲーム目を取れていれば流れは変わった。87年から世界選手権に出てきて20年目だけど、一番がっかりしたゲームだった。日の丸をつけている重みを誰よりも感じている。今までの経験の中では最悪の経験だった。二重三重のショックです。正直言えば、今は何も考えられない。自分がプレーを続けることが若手にとってどうなのか、日本チームにとってどうなのか、を監督とも話をしなくてはいけないと思う。自分がやめることが日本チームによいのなら考えるし、チームにとって自分が必要なら考える。でも今は実際は何も考えられない。自分の結果には甘えてはいけない。今すぐ卓球はやめない。国際大会はどうなるかわからない。来月もプロツアーがあるのでそれに参加してどうなのかで結論を出したい。日本がよい方向に行くのがベストでしょう」