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速報・現地リポート

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世界選手権ザグレブ大会(個人戦)

【男子シングルス1回戦】
松平健太 4(11-9,11-4,11-7,11-9)0 コルベル(チェコ)
 相手は世界ランク22位のコルベル。1ゲーム目のポイントは、前半ラリー戦で得点上げるほどコルベルのドライブのタイミングがピッタリ合ったので、松平のプレーに余裕ができたことによって、後半6-8とリードされていたが、一気にサービスエースを2本取り、レシーブエースを1本取り、最後にはサービスで2本連取した。戦術的には絵に描いたような理想的な勝利への詰め方であった。
 2ゲーム目もレシーブがさえ渡り、レシーブでは必ず得点を上げ、連続得点が2回あった。サービスを持ったときの連続得点が後半に1回あり、2本連続得点が合計5回、勝利の方程式である連続得点を見ても、負ける要素がなく11-4で取った。
 3ゲーム目は4-4からレシーブで連続得点を取ったことでサービスに余裕が出た。後半、7-7からサービスエースを2点取り、レシーブエースを2点の連続4得点し、11-7で取った。新人とは思えない天才ぶりを発揮した。
 4ゲーム目では、お互い全力を出し合い、シーソーゲームで7-7となり、勢いに乗った松平はここでもレシーブで2得点を上げ、勝負を決めた。実力的に見て、世界ランクの差はあるがプレーの内容はそれを上回るものであった。