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世界選手権ザグレブ大会(個人戦)

 相手は世界2位の王励勤と世界4位の王皓のダブルス。対する日本の岸川は88位で、水谷は94位。しかし今大会では世界ランクが日本の二人に当てはまらないのは誰でもが知っている。メダルを賭けた一戦で0-3とリードされた日本ペアはそこから諦めずに2ゲームを取り返し、2-3まで追い上げ、会場を沸かせた。負けて悔しいがすがすがしい表情を見せた。
岸川「メダル決定戦に勝ち進んだので自分の納得行くプレーをしようと思った。相手が自分たちより強いのはわかっていたので、3ゲームまでの結果は力通りで、あとはどれだけ4,5ゲーム目で自分たちの実力以上のプレーができた。ベスト8決定は中国選手にも良いプレーができたので、この経験を生かしたい。ラリー戦は強いと思っているのでラリー戦に持ち込んだ時には良かった。相手は台上技術がすごい。ボールもめちゃくちゃ速い。台上プレーは速いし、普通打てないボールを打ってくる。台上はめちゃくちゃ速いです。それを待って攻撃していけばもっと良い展開になると思う」
水谷「自分のプレーは結構できたので次回につなげたい。はじめの3ゲームは相手がビックリするようなボールを打ってきて、これが世界のトップかと思ったけど、その後は負けて元々と開き直った。台上のボールはすごくて、自分たちのプレーがさせてもらえなかった。8決定で中国戦に勝ったのは自信になった。これから打倒中国で頑張っていきたい。王励勤・王皓の台上プレーはすごい。そのボールを待っていても打てなかった。さっきの中国選手はそこまでは台上が強くなかった」