王皓は中国本来のカット攻略法を絵に描いたような速攻攻撃を見せた。ドライブ、ドライブで粘って強打する戦法を使わず、ショートサービスを出し朱世赫にツッツキレシーブをさせ、徹底した3球目のミドル攻撃と、フォアサイドを切ったドライブ攻撃を織り交ぜた展開で試合を進めた。かつ、長いラリー展開に持ち込まず、カットマンが一番苦しいプレーに追い込んだ。朱世赫もドライブに対して中陣からカウンタードライブを厳しいコースに攻撃するが、ブロック、またはカウンタードライブで封じられた。または、バックのツッツキに対して朱世赫はドライブ攻撃の体勢を作るが相手をよく見た王皓は裏面ドライブに切り替え、朱世赫を圧倒した。