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速報・現地リポート

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世界選手権ザグレブ大会(個人戦)

 4ゲーム終了するまで李暁霞が郭躍のフォアサイドへ大きく回し、リターンされたドライブを李暁霞は両ハンドで速いドライブで応戦した。この展開に郭躍はタイミングが合わず、フットワーク、スイング、両方とも筋肉が硬く、スムーズさに欠けていたが、5ゲーム目から郭躍の調子が上がり、最初のポイントは台上バックハンドが鋭く入り出した。台上攻撃が決まり出すと、手首の切れが良くなり、前半の堅さがウソのように両ハンドとも本来の郭躍の鋭いドライブが戻ってきた。
 郭躍はサービス、レシーブから3球目攻撃までの展開も最終ゲームに入ってから、その鋭さが増し、5ポイント連取して、優勝の流れをつかんだ。
 一方、李暁霞は長身を生かしたバックハンドの強さ、大きく振りかぶったフォアドライブの強さは男子選手のトップクラスと比較しても劣らないほどの強さがあった。