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速報・現地リポート

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世界選手権ザグレブ大会(個人戦)

国際卓球連盟(ITTF)が26日に「グルーに関する表明」をシャララ会長名で配布した。以下が内容文である。

 ITTFの理事会(Board of Directors)での決定を基に、有害な揮発性有機溶剤接着剤はITTFは公認をしないことを決定。しかしながら、現在の接着用の揮発性の合成物のレベルというのはごく少量の物で、正しく換気のある場所で使用すれば、選手に対して重大な危険性はない。ただし、そのようなグルーを長期間使い続ければ、健康へのマイナスの影響もあるかもしれない。そのような事実をふまえ、TTFはすみやかにすべての選手が揮発性有機溶剤入り接着剤の使用をやめるようい通告する。
 揮発性接着剤の使用をやめることは、それぞれの選手や、その親の責任となる。そのような接着剤を使う選手がそれぞれ責任を負うことになる。ITTFはそのようなグルーを使ってどのような結果になったとしても責任を負うことはしない。
 現在あるITTFが公認したすべての接着剤は速やかに回収される。この回収は現在市場にあるすべての公認グルーに適用される。ITTFはすべての種類のグルーに対する公認を直ちにやめることになる。しかし、ITTFの現在の「ラケット検査」のプログラムは継続していく。それは選手の健康を守るためにラケットの揮発性合成物の量をコントロールするためである。
 ITTFは揮発性合成物のないグルーのリストを作り、ホームページで公表していく。
 2008年1月1日以降のITTFのジュニアイベント、また2008年9月1日以降のほかのITTFイベントでは、e-nezとRAEの検査機器を使って、揮発性溶剤がゼロのラケットを使っているかどうかの新しいラケット検査を実行する。
 付け加えることは、もしも健康を害する新たな事故が起き、それがITTFが認定した医療機関で確認された場合は、ITTFは即座に揮発性溶剤ゼロの検査を実行する。