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速報・現地リポート

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世界選手権ザグレブ大会(個人戦)

 ベスト8決定戦で韓国の柳承敏と呉尚垠が対決。激しい斬り合いのようなラリーでシーソーゲームを展開。3-2と呉尚垠がゲームをリードした6ゲーム目の4-5。呉尚垠がラケットを台にぶつけ、バック面の先端のラバーが切れたところで、審判が「スペアラケットに替えるように」注意したが、呉尚垠は拒否。スペアラケットを持っていなかったか、スペアではプレーしたくなかったのだろう。審判は執拗に勧告し、審判長も登場。しかし、柳承敏は「今のままで良いから試合を続けよう」と審判に言う。「私は問題ないからこのままのラケットでやらせてくれ、柳承敏もOKっと言っているじゃないか」と審判にアピール。5分ほどもめたが、結局、試合続行。それが影響合ったかどうかわからないが結局そのゲームを柳承敏が取り、結局は4-3で柳承敏が勝利した。
 世界選手権の大事な場面では何が起こるかわからない。クレアンガ対韓陽戦で、クレアンガが手とラケットを台にぶつけ、瞬時に、何もなかったかのようにスペアラケットに替えて逆転勝ちしたのとは対照的だった。