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フォルクスワーゲンオープン

 世界選手権ザグレブ大会でボルを破るなど、大活躍して3位に入った韓国の柳承敏が、2回戦でドイツのオフチャロフに敗れる波乱があった。

●男子シングルス2回戦
オフチャロフ(ドイツ) 11、6,ー3、10、ー9,ー3,1 柳承敏(韓国)

 出足からオフチャロフが積極的に両ハンドドライブで柳承敏を攻め、ゲームを3-1とリードするも柳承敏は追いつき最終ゲームへ。ところが7ゲーム目、いきなり5-0とオフチャロフがリードし、試合を決めた。
 柳承敏は世界選手権の疲れなのか、プレーの精彩を欠いた。一方、オフチャロフは18歳の若手で、昨年12月の世界ジュニア選手権で松平健太に敗れ、3位。しかし、今年3月のヨーロッパ選手権では3位に入るなど、現在急成長の若手。有望な若手が少ないヨーロッパの中で、唯一光っている選手だ。柳承敏はその若手に自信とランキングポイントをプレゼントした形となった。