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フォルクスワーゲンオープン

 全日本チャンピオンの水谷隼が一般では敗れたものの、21歳以下の部の決勝で韓国の趙彦来をゲームオールの大接戦の末に破り、見事な優勝を決めた。今までプロツアーの21歳以下の部には出場をほとんどしてなかったが、今大会は地元ということで出場。そして実力を発揮し、強敵の趙彦来を破った。「趙彦来とは何回も対戦していて、やりやすいタイプだった。自分のプレーが出来れば勝てると思っていた。最後にレシーブで逆を突いて得点したのは、5ゲームで効いていたので最後に使った。これから北京五輪の前にアジア大陸予選があって、韓陽が自動推薦枠を通過したら、日本からは2人になるので、早くランキングを上げたい。日本では9月からグルー禁止になるので、それも考えてやっていきたい。気持ち的には21歳以下の準決勝で思うようにプレーは出来なかったが、決勝に入る前にマイナスな気持があった。まわりが盛り上げてくれた。それが勝利につながった。ダブルスで対戦した王励勤は全ての技術で自分より上だったが、ダブルスではラリーで得点も出来たので、絶対勝てない相手ではない。向こうが凡ミスはないし、格上なのに受け身にならずに攻めてきた」と優勝後の水対隼のコメント。

●男子21歳以下決勝
水谷隼(日本)  12,ー9,ー9,9,6,ー8,8 趙彦来(韓国)

Photo左:ラケットに吸い付くような抜群のボールセンスで会場を唸らせた!
Photo右:アンダー21でアベック優勝の石垣とハイタッチ!