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フォルクスワーゲンオープン

 男子シングルス準決勝。中国の若手のホープ、馬龍は韓国のパワードライブマン・呉尚垠と対戦。一見何気ないのだが、呉尚垠が首をかしげるほどの変化サービスと、どちらが若手か分からないほど巧みな台上処理を見せ、呉尚垠の豪打を完封した。呉尚垠は台上で先手が取れず、フォアのパワードライブを打つ機会を与えてもらえなかった。
 馬龍はまだ18歳という年齢ながら、体格もガッチリとたくましくなっている。ストレート勝ち、文句のない試合内容。しかし、試合後の会場の外では、直立不動の馬龍と、厳しい口調で馬龍にアドバイスを与える劉国梁監督の姿があった。世界選手権ザグレブ大会では、韓国の朱世赫に白星を献上した馬龍。中国首脳陣としては「油断は決して許さない」ということなのか。

●男子シングルス準決勝
馬龍(中国) 9、8、7、9 呉尚垠(韓国)