世界ジュニア選手権の会場となっているのはカリフォルニアのパロアルト。アメリカ西海岸サンフランシスコから60キロほど離れた郊外の、スタンフォード大学のスポーツセンターが会場。ニューヨークやワシントンの東海岸と違って、さすがにカリフォルニア。12月と言っても太陽の光はまぶしい。気温は東京よりもやや高めくらいだが、日差しがウエストコーストなのだ。
さてこのスタンフォード大は1891年に創立された名門私立大学。東のハーバード、西のスタンフォードと呼ばれる全米屈指の大学で、そのキャンパスはなんと甲子園球場830個分。実際に移動しても迷子になるほどだ。またここはアメリカ、と言うより世界のコンピュータビジネスの中心と言われるシリコンバレーの中心地。昨日行った寿司屋MIYAKは味もおいしかったが、メニューにアップルロール、IBMロールHP(ヒューレットパッカード)ロールがあり、ちなみにトライしたアップルロール(編集部はすべてアップルのマッキントッシュなので……)は太巻きをまぐろで包んでいたし、IBMロールは太巻きをウナギでロールしていた。名前とロールの関連性は不明だ。
この地はアジア系が多い。スタンフォードのキャンパスも中国系の学生、中には日本人の学生もいた。それにしてもこの大学の施設は素晴らしい。あとウン十年若かったら、こういう大学に留学したかった。せめて子どもに夢を託そうか……。(今野
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