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全日本卓球選手権大会

 昨年12月、東京都北区に完成したナショナルトレーニングセンター(NTC)の始動にともない、JOCエリートアカデミーの候補選手が発表された。男子は小学6年生の4選手、女子は中学2年生の2選手だ。

 ナショナルトレーニングセンターで生活し、地元の公立学校に通いながら卓球の「エリート教育」を受けるエリートアカデミーの選手たち。その中でジュニア種目からピックアップしたいのが、女子の谷岡あゆか(秀光中等教育)と、男子の松田尚樹(美崎クラブ)。
 同年代に敵なしと言われる谷岡は、小学2年生で卓球をはじめ、卓球歴はまだ5年あまり。良く切れたフォアカットとツッツキ、ラリーの中で豪快なフォアドライブとバックブロックを織り交ぜる。レシーブで相手を見据える眼には勝負師の閃きがある。
 小学6年生の松田も、まだ身体は小さいが思い切りの良いプレーで奮闘。昨夏の全中で活躍した共田(千城クラブ)から1ゲームを奪い、大きくリードされた場面でもよくばん回した。打球センスは抜群だ。
 日本卓球界の未来の一片が、間違いなく彼らの手の中にある。

Photo左:ナショナルトレーニングセンターの宿泊施設
Photo中央/右:谷岡あゆか(中央)と松田尚樹(右)