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全日本卓球選手権大会

 男子シングルス1回戦、斎藤清(埼玉県教職員卓連)は、右シェークドライブ型の池口直也(近畿大)と対戦。
 今年は明らかに昨年よりも体が絞れており、積極的な回り込み攻撃と巧みなバックショートでペースを握った。第3ゲームを落とし、第4ゲーム5-8のビハインドとなって最終ゲームにもつれると苦しかったが、8-8に追いつき、10-9とマッチポイント。ここで斎藤のボールがネットイン。池口、懸命に拾ってロビングでしのいだが、斎藤が打ち切って大会通算97勝目を決めた。

「まだ体の隅々まで力が伝わっていない感じ。今年は練習はやってきた。ランニングなどもして、体重も2キロくらい落としてきた。体が動くうちにひとつでも勝っておかないとね。いったん勝てなくなったらもう勝てなくなるから(斎藤)」
 ベンチには名伯楽、“辻"説法の辻歓則先生が入った。次の対戦相手は大塚裕貴(明治大)だ。

●男子シングルス1回戦
斎藤(埼玉県教職員卓連) 6、8、-7、9 池口(近畿大)