スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

●ジュニア男子シングルス決勝
上田仁(青森山田中) 3、12、7 平野友樹(秀光中等教育)

 上田が第1ゲームを11-3であっさり先取し、第2ゲームに8-10でゲームポイントを握られながらも逆転。第3ゲームも終盤一気に走って初優勝を決めた。
 平野はほぼオールフォアで戦ったが、上田の厳しくコースを切るフォアドライブの前に動ききれず。上田の打球点が高くシャープなフォアドライブに比べると、やや弧線が山なりで、打球点が低いという印象は否めない。ただ、それだけに伸びしろがあるとも言えるだろう。ガッツボーイの今後に期待しよう。

★上田の優勝インタビュー
「正直、ウレシイです。やっぱり、一試合一試合が勝負だったので、先のことを考えずに集中してやりました。勝因は守りにならず、挑戦者の気持ちで自分から攻められたことです。一般では一試合でも多く勝って上に行きたいです。
(上位ですか?との質問に)…優勝目指してがんばります。
 やっぱり世界で活躍できるような選手になりたいです(上田)」

★平野友樹、試合後のコメント
「悔しいですね。初戦から結構危ない試合ばかりで、自分としてはここまで来れたことには結構ビックリしてますが、決勝で負けてしまったことが、やっぱり悔しいです。ここまで来れたからにはやっぱり勝ちたかったです。
 目標はもちろん優勝でしたが、初日から厳しい接戦で、マッチポイント握られた試合もありました。ただ、やっててどんどん調子よくなっていたんで、これなら決勝でもいけるなと思ったんですけど、あと一本が取れなかったですね。決勝は、(力を)出し切れなかったです。正直、60%くらいですね。来年は優勝を狙います。一般のほうもランク以上を狙っていきたいと思います」