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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

 水谷は青森山田高の先輩であり、ドイツでともに生活し、ブンデスリーガに挑戦していた坂本に対し、水谷は競り合いながらも最後の1本をしっかりととり4-1で勝ち、準決勝に進んだ。
「9、10本まで行くけどあと1本が取れなかった。全日本チャンピオンでもそこまで行くし、勝てるチャンスがあるが、その1本が彼の強さ。調整はうまくいった。足にマメができるほどたくさんやったので、調子は良かった。
 隼と公式戦で当たったのは初めて。試合前に隼に『やっと当たりましたね』と言われた。他の選手も同じだと思うけど、隼とやると「こんなのミスするの?」というボールをミスする。微妙に変化しているし、打っても取られると思って、無理をして打ってしまうからミスをする。そういうイメージを焼き付けられるのが彼の強み。やっていて行けそうだったけど、彼は最後強かった。
 前にベスト4に入ったけど、その時は勢いもあり、組み合わせも良かった。今回は負けはしたけど、いい試合ができたし、自分をアピールできた」と試合後の坂本は語った。