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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

●女子ダブルス決勝

早いピッチで勝負する選手が多く、また全日本の決勝戦ということもありお互いにミスも出た。しかし、試合を重ねるうちにコンビネーションも良くなってきた福原・照井は、この試合中にもうまくミスを修正していく。1-2で迎えた第4ゲームを、福原のバックハンド、照井のフォアドライブなど二人の長所をうまく出して2-2とすると、最終ゲームも果敢に攻めてついに勝利。リスクを冒しつつも積極的に攻め続ける、強い気持ちが優勝を呼び込んだ。

 福原愛/照井萌美(ANA/早稲田大) -8、7、-4、9、9 藤沼亜衣/樋浦令子(ミキハウス)

★試合終了後の優勝者インタビュー

照井「正直ビックリです。全然優勝するとか思ってなかったんで」
福原「私もすごいビックリしてます。まさか優勝するとは思ってませんでした」

-勝因は何ですか?
照井「うーん、あんまり考えすぎずに向かっていくだけで、あとは自分たちのプレーをやるだけでした」
福原「一戦一戦集中できたのが大きかったですね」

-藤沼/樋浦ペアとはお互いにシングルスでも対戦していますが、対策は考えましたか?
照井「すべての技術がうまい相手。先手を取られるとキツいので、先に打ち込まれないようにしてラリーに持ち込む作戦でした」
福原「お互いシングルスをやったばかりなので、弱点などを試合前にアドバイスし合いました。ダブルスが正直一番自信がなかったので(笑)、まさか優勝できると思ってなかったので、本当に嬉しい」

-今後の抱負を聞かせてください
照井「私は明日もシングルスが残っているので、皆さん会場に足を運んで応援してください」
福原「今日、最後の決勝で勝てて、全日本を終われて良かったです。2月に世界選手権があるので、前回の銅以上を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!」