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全日本卓球選手権大会

 男子シングルス5回戦、ランク決定戦の常連、今年こそランク入りをと倉嶋洋介(協和発酵)に挑んだ中野祐介(シチズン)だが、0-4のストレートで敗れ、今年もラン決の壁を前に涙を飲んだ。
 フォアドライブの威力では互角だったが、台を大きく使った中陣でのラリー展開では倉嶋の技術力が一枚も二枚も上。うなりを上げる中野の豪打もふところが深く、緩急の変化と柔軟なコース取りを見せる倉嶋の攻守に包み込まれてしまった。
 実は編集部Yは今年の全日本選手権東京都予選で中野選手と対戦。全く手も足も出ず敗れ、特にその鋼に弾かれるようなバックドライブの威力に「今年の全日本はいけそうだぞ」と感じていたのだが。また来年、ナイスガイ中野の全日本はまだまだ続く。

●男子シングルス5回戦
倉嶋(協和発酵) 4-0 中野(シチズン)