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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

ランク決定戦で渡辺将人(シチズン)にストレートで敗れた元チャンピオンの松下浩二(グランプリ)。「緊張した。勝ったことはとてもうれしい。特に相手は浩二さんだから」と渡辺。
「昨日も今日も組み立てができなかった。もっと早いタイミングで打てばいいのに、それができなかった。チャンスボールがあるのにそれが打てなかった。残念だけど、悔しいというよりも何かスッキリした。これはしょうがないと。ただはっきり言えるのは、今すぐにはやめない。日の丸を付けることはないかもしれないけど。今まで日本のためにと思ってやってきたから、モチベーションが沸くのか。
 本当に今まで体が丈夫だったのに、最近は故障続きで練習ができなかったのが残念。ぼくもプライドがある。中途半端にはやりたくない。これから若手のために自分がやれることがあれば日本のために頑張りたい。自分ができなかった日の丸をセンターポールに揚げることをサポートしたい。自分自身海外に出て勉強するかもしれない。マネジメントの勉強、コーチングの勉強、また語学の勉強をするかもしれない」と松下。
 負けても、やはり卓球界の第一人者としての態度であった。