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世界選手権広州大会(条太の広州ぶるるん日記)

 いよいよ金曜の今日は午後から会社を早退し、アトランタのホテルで前泊中だ。先週、インフルエンザで休んだばかりで気が引けるが、なにしろ世界選手権なのだからしかたがない。

 明日の朝9時発の便で成田に向かう。こちらの朝9時ということは、日本時間でいうと土曜の夜11時だ。つまり土曜の夜11時に発って成田に日曜の夕方5時頃に着くわけだ。その後広州に夜11時頃に着く。

 世界選手権を見に行くのになぜだか不安な嫌な気持ちになっていると思ったら、不安の正体が分かった。面白いレポートを書けるかどうかが不安なのだ。だいたい、編集部の『見どころ』を見ると、ドイツはボルがいないし、韓国もオサンウンがいなくて、どう考えても中国の圧勝ではないか。書くことがひとつもないような一方的な大会だったら困る。そうならないためにも日本にがんばってもらいたい。まあ、いざとなったらホテルで高島と死闘を繰り広げるとか、青森山田の吉田先生に夜通し話を聞くとか、テレビ東京のアナウンサーにちょっかいを出すとか、何かできるだろ。

 編集部の話を本気にしてラケットとシューズを持ってきてしまった。ホテルで卓球をするためとはいえ、「世界選手権にラケットを持っていくこと」自体に言い知れない羞恥を覚える。