それにしてもテレビ東京は凄い。偉い。
世界選手権が民放で放送されるなんて、昔に比べれば夢のようだ。
私が学生時代は、夜中の2時ころからNHKの衛星放送でひっそりとやられたものだった。もちろん、ビデオ録画して翌日見るなどということは考えられない。世界選手権のテレビ放送をやっているのに寝ていられるわけがない。卓球をテレビでやるのは、年に一度の全日本選手権の90分と、2年に一度の世界選手権の90分だけなのだ。居候している親戚の居間で、緊張で手足に汗をかいて冷たくなって見たものだ。しかも画質も音質も最悪で(ヘタすると画と音がずれていたりする)、撮影もまずいものだからろくにボールが見えない。そこに荻村伊智朗の解説が入る。アナウンサーの質問を無視して昔の自慢話だ。いきなりアンドレアディスとか言われてもなあ。
いや、テレビ東京は偉い。でも見れない。悔しい。
それにしてもこのブログのサブタイトルに『伊藤条太が世界戦を斬る!』なんて編集部が書いてるが、「その前にお前誰よ?」って感じが我ながら、するなあ。