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速報・現地リポート

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世界選手権広州大会(団体戦)

日本  3-0 オランダ
○福原  6,7,-4、6 リー・ジャオ
○平野  7,8,7    リー・ジエ
○福岡  7,12、8    ティミナ

 トップは福原。リー・ジャオに対し、サービス、レシーブの2点ずつの取り合いから5-5となり、福原はバックのブロックからフォアへコースを変えられた時も無理せず、自分のペースを守り抜いた。2ゲーム目も相手のフォアを攻め、バックハンドでの攻撃のバリエーションと速いピッチでゲームを取った。3ゲーム目はレシーブが甘くなり、前半大きくリードされる。相手の作戦に苦しめられた。4ゲーム目はサービスで相手を崩し、先手先手と攻め、徹底したバックハンドによって勝負を決めた。最後まで高い集中力を発揮した一戦であった。
 2番の平野は、カットマンに対して、1ゲーム目、高低のあるドライブで粘り、最後はミドル攻めでポイントをあげた。2ゲーム目もコースを変えたドライブで攻め、バック前に落とすドライブが効果的に決まった。3ゲーム目は相手も良く粘りシーソーゲームとなったが、8-7のリードから安定したフォアドライブで粘り抜いた精神力は見事だった。
 3番の福岡は、1ゲーム目、カットのティミナに対し、前後の攻めとスマッシュを織り交ぜた多彩なカット打ちで相手のミスを誘った。2ゲーム目もバックハンドプッシュとフォアドライブの組み合わせで粘り、時折出す王子サービスでポイントをあげた。相手も良く粘りジュースとなったが、思い切ったスマッシュとバックハンドプッシュで得点した。3ゲーム目はドライブ回転の変化でカットを浮かせ、スマッシュの手数を多くし、ポイントし、勝利をあげた。
 全体的には徐々に粘り強さ、作戦の徹底が明確になり、プレーに余裕が出てきた。試合運びも冷静でコンディションは上々になってきたと思われる。
【高島の通信簿】福原 85点 平野85点 福岡80点

ハルちゃんアイちゃんハイタッチ/心強い日本の応援団