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速報・現地リポート

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世界選手権広州大会(団体戦)

●平野のコメント  
 ホントにチビ愛(福原)が最後9-9からよく頑張りました。
 自分の最初の試合(文戦)は、流れが相手にあったけど、チャンスボールは絶対逃さない感じで、やれることは途中から全部やっていこうと思っていたらペースをつかんだ。4番の唐は打ったのが初めて。私は変化をつけていこうと。速さでは勝てないと思ったし、ミドルから崩していこうと思った。すごい厳しい試合だった。これで大きな自信になった。この感触を忘れずに明日から頑張っていきたい。
● 福原のコメント
 トップで私がチームの悪い流れを作ってしまった。唐は初めて。自分の攻め方が間違ってました。実力の差はあまり感じなかったが、試合運びがうまいなと感じた。ラストでは1ゲーム目、0-7と離された。そこから戦術も変えたし、合宿でたくさん練習してきたことを思い出して、最後まで絶対負けないという気持でやれたことがよかった。5番で本当に苦しかったけど、みんなが応援してくれたことが力になった。最後に緊張感から解放されたから、あんまり試合で勝ってないけど泣いてしまいました。 
● 福岡のコメント
 自分の試合に関してはああすればよかった、ここをこうすればというのしか思い浮かばない。相手も緊張して狙ったボールしか打って来なくて、逆に私がそこで攻めきれなかった。2ゲーム目の10―8の時に早くやりすぎた。少し弱気になったが敗因。愛ちゃんの試合は残ったエネルギーを全部応援で使おうと思った。全員の力がひとつになって勝てた試合だなと思います。
● 近藤監督
 我々は最後の2本を準備しようと言ってきたので、福原の最後の2本にうまくつながった。最後の2本は祈るような気持だった。平野は卓球に対して正面から努力する選手なので、そういうのがこういう場面で出たと思います。
 私の監督経験の中で、こういう試合は初めてで、思い出に残る試合。特に相手が韓国だったから。この試合はひとつの関所だったけど、もっと上を目指してやってきたので、一戦一戦頑張っていきたい。